確信犯か、大馬鹿か

「自民・公明で310議席獲得 改憲発議に必要な3分の2」(朝日新聞 2017.10.23)
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前原氏が民進党を壊したのは、確信犯だろう。
彼の不誠実で無責任な行動が、与党の大勝利を導いたのは明らかだ。
もし読み違えたのなら、ただの大バカでしかない。

不公平で、平然と嘘をつき、仲間内で利益を独占し、北朝鮮を無駄に挑発して危機を煽り、極右思想を振りかざす。
そんな政権を、日本人は今回の選挙で信任したことになる。

前原氏らは、小池人気にあやかろうと、希望の党に身売りしたが、旧民進のベテラン議員は軒並み落選した。
自民党と希望の党には、思想や政策で大きな違いはないのだから、対立軸にはならない。政権交代する意味などないと、多くの国民が見透かしていた。

アメリカの二大政党制が、必ずしも理想的な状態ではないのだから、日本独自の新しい政治の枠組みが必要なのだと思う。
そして、まずは森友学園、加計学園、安倍首相のヨイショ本を書いた元TBS記者の準強姦疑惑については、説明責任を果たしてもらおう。
「丁寧に国民に説明する」と言ったのは、安倍首相本人なのだ。

いずれにしても時代は、ここから完全に変わってしまった。 急に「反日」などという言葉が、巷に溢れるようになったが、そこには隠された意図がある。

かつて「非国民」という言葉を使って、国民を欺いて泥沼の戦争に引きずり込んだ人間たちがいた。
歴史は繰り返すというが、歴史から学ぶこともできるはずだ。

私自身、政治に直接関わることをためらったり、面倒くさがっていたが、このままでは、本当に取り返しがつかなくなる。
次の世代を守るために、今やるべき事があると思う。