5月28日発売の週刊ポストで、短期集中連載をスタートした。
これは、今月30日出版の「新書版・やってはいけない歯科治療」と連動させたスピンオフ企画である。
診療室で目の当たりにしたのは、真っ二つに割った「銀歯」の下で、進行していた虫歯だった。
「一生もの」と言われて高額な治療費を払ったインプラントが、「周囲炎」となり、撤去せざるをない状況が、世界的な問題になっている。
根管治療(神経の治療)が失敗して、骨が溶けてしまうケースも。これには、多くの歯科医が「抜歯」を告げるが、マイクロスコープを使用した精密な治療を受けて、患者は回復した。
これまで患者が知ることができなかった、歯科治療の現実とは?
「体を蝕んでいる」のタイトルが、編集部から示された時、さすがに「えっ!」と思ったが、虫歯を放置して骨が溶けることもあるなんて、知らない人も多いはず。
ご批判もあるかと思うが、ご一読いただけると幸いである。