「あったものをなかったことにできない」

「あったものをなかったものにできない。」からもらった勇気[HUFF POST   渡辺由美子] 前川氏は、あらゆる圧力、罵詈雑言、誹謗中傷を覚悟の上で、あの証言をしたのだろう。出会い系バーに何度か通ったことについての釈明も、ボランティア活動に身を投じていた事実を知っていれば、別の印象が生じたかもしれない。だが、前川氏は記者会見で、ボランティア活動について語ることはしなかった。そ […]

現代の「踏み絵」

前川喜平はウソつきか? インタビューで答えた“総理と加計の関係”[AERA dot.  2017.5.27] 読売新聞が、前川氏の出会い系バーに出入りしたことを報道したのは、人格攻撃によって証言の信憑性を貶める狙いだろう。 しかし、前川氏が夜間中学の教師などのボランティア活動をしていることも記事にしなければ、報道機関として公平性を欠いていることになる。 おそらく、読売新聞の社内 […]

【動画】轟哲也さんが最後に遺した言葉

「緩和ケアは、終末期になってからお世話になるものと思っていました」 轟哲也さんは、こんな言葉から自分の率直な思いを語り始めた。2016年7月16日、聖路加国際病院の市民講座で、彼は妻・浩美さんと共に、進行がんの闘病に緩和ケアがなぜ必要なのか、当事者の立場から伝えている。 一時期、とても険悪な状態に陥ってしまった轟夫妻を救ったのは、聖路加国際病院の緩和ケア医・林章敏先生だった。緩 […]

胃がん検診とピロリ菌

内視鏡による胃癌検診の実態にびっくり、ちょっと嘆かわしい発言「たぶちまさふみブログ」 胃がん発見率は、内視鏡の方がバリウム検査よりも3倍も高い。 ただし、内視鏡を扱う医師の「診断力」や、胃がんを早期発見する「意識」には、大きな格差がある。田渕先生によると、今月の消化器内視鏡学会で、「胃がん検診の内視鏡検査は5分、生検率7%が基本」と発表した医師がいたらしい。このローカルルールを […]

いい加減に目を覚まそう

BS-TBSの週刊報道LIFEで、京大の高山佳奈子教授が共謀罪法案について、こんな指摘をしていた。 「共謀罪の適用範囲を絞り込んだというが、除外されたものを調べてみると、官僚や政治家が罪に問われるものでした」 いい加減に目を覚まそう。この国を一部の者たちが私物化しようとしていることに、沈黙してはいけない。 捏造記事を量産するヘイトメディア <2018.1.30> 「猫だまし選挙 […]

もはや、日本は。

日本は、憲法31条、39条で、罪刑法定主義を刑法上の原則としている。 これに反する共謀罪法案が成立するとしたら、 安倍首相を中心とした専制国家となることを意味する。 もはや、この国は法治国家ではない。 ジャーナリストの覚悟とは何か <2018.2.6> 和解10周年を迎えた薬害C型肝炎訴訟 <2018.2.3> 参院選の結果は、自民と公明の信任ではない <2016.7.1> 「 […]

【動画】スキルス胃がん患者と家族からの伝言

3年前の9月、横浜の会議場で轟哲也さんに初めて会った。その頃、彼は紅光(べにみつ)というハンドルネームで、スキルス胃がんの闘病生活をブログに記していた。毎年欠かさず、東京渋谷区の胃がん検診を受けながら、スキルス胃がんが判明した時は、完治が難しいステージ4。戸惑いや怒りの気持ちを抑えながら、轟さんはスキルス胃がんの治療情報を調べ、患者同士のネットワークを築こうとしていた。 横浜で […]

がん免疫療法を告発した勝俣範之教授のコラム

“画期的ながん治療”の罠(2)~エビデンス・ベースト・メディアのすすめ (yomiDr.2017.4.10 ) これを掲載した読売新聞のジャーナリズム魂に、心から敬意を表したい。自社に対する批判についても、拒絶せずに伝える姿勢には、編集者や記者たちに強い倫理観と職業意識を感じる。がん免疫療法の何が問題なのか? 進行がん患者と日々向き合っている医療者の視点で、勝俣範之教授が解説し […]

この国の自由を脅かす正体

「沖縄で講演をやる予定だったのが、施設から政治問題に関係するとの理由で拒否されました。同じ場所で、日本会議のイベントをやっていたのですよ。こんなところまで、安倍政権を忖度する。これが今の日本です」 9日、埼玉県での講演会で、孫崎享氏がこんな話を明らかにした。孫崎氏は、外交官から防衛大学教授を歴任、現在は評論家として日米関係の隠されてきた歴史などを著書で明らかにしている。トランプ […]

歯周病とコマーシャリズム

「自分の歯を失わないために、どうすればよいのか?」 中高年世代になると、誰もが入れ歯にはなりたくないと思い、高価なハミガキを購入したり、良い歯科医はどこにいるのかと気にかける。しかし、各ハミガキ・メーカーが利益誘導を仕込んだ情報発信をしているのが現実であり、誤ったイメージに踊らされて歯周病を完治するタイミングを失っている人が多いのではないか。 成人が歯を失う最大の要因である「歯 […]

【動画】高野病院 2017/4/4講演会 ダイジェスト

今月4日、東京・駒場の番来舎で行われた、高野病院の理事長・高野己保氏の講演会ダイジェスト。 実際の講演会は2時間近いものだったので、「厳しい環境の中で病院を継続している理由」、「故・高野英男先生が孤軍奮闘している状況を福島県に何度も訴えていたこと」、「クラウドファンディングの経緯」を抜粋している。 高野病院の窮状を知りながら、見て見ぬ振りをしてきた福島県の責任は大きい。 この未 […]

高野病院に集まった寄付金の行方

高野病院に集まった寄付金を、広野町は目的外流用するのか?               全町民が避難した中で、入院患者を守るために留まった高野病院は、昨年暮れに当時の院長・高野英男先生が急逝。存続の危機に陥ったことは、多くの方々がご存知だと思う。 4日、東大駒場駅そばの番来舎で、高野病院の理事長・高野己保氏が講演を行い、驚くべき事 […]

猫が教えてくれたこと

取材中には、思わぬ瞬間が訪れる時がある。 王様のような顔をした猫が、いつの間にか私の背後にいた。 彼がじっと見つめているのは、デジタル一眼カメラGH4のモニター画面。 そこに写っていたのは、末期がん患者の飼い主だった─   これは、群馬県の緩和ケア診療所「いっぽ」の訪問看護に同行取材した際の一コマ。 この患者は、自宅で猫たちに囲まれて一人暮らしをしていた。 がんの種類 […]

ブラッシングだけ?大間違いのセルフケア

「普段の歯磨きで使っている道具を持ってきて下さい」 初診の患者にこう伝えると、多くの人が「1本」の歯ブラシを持参するという。これまで日本人は、歯ブラシ1本で歯磨きを済ませてきたが、そこが大間違いだった?!  優秀な歯科衛生士ほど、歯磨き指導に熱心。 毎日のセルフケアは、虫歯や歯周病を防ぐ基本で、これがしっかりできていないと、いくら治療をしても再発を繰り返すからだ。 & […]

歯を守るためにすべきこと

「本当は大間違いだった 歯ブラシ、ハミガキ剤の選び方、使い方」 今日から発売の週刊ポストでは、毎日の歯磨きをテーマに記事を書いた。 一部ではあるが、健康被害を引き起こす可能性があるハミガキ剤や、歯周病を悪化させかねない歯ブラシも存在する。それは、歯科関係者にとっては知られた事実でありながら、大手メーカーであるがゆえに、マスコミで報道されることはなかった。 多くの人が常識と思って […]

マスコミが報道してこなかった歯磨き剤の問題点

以下に添付した画像は、インプラントの上部構造を外した状態である。 寄生虫の卵のようにも見える白い粒の正体は、一体何であるかお分かりだろうか? 発端は、群馬県伊勢崎市の 植田歯科で、インプラント患者のメンテナンスを担当していた歯科衛生士の“気づき”だった。 「定期的メンテナンスを行っていた歯科衛生士から、歯肉(歯茎)の中に白い粒のようなものが見えると報告を受けました。 インプラン […]

銃剣道は武道ではない

人を殺傷することを基礎にした「銃剣道」を中学の体育授業に導入することは、日本の右傾化と符合している。 森友学園の問題は、その流れの中で偶然に発見されたプロセスのひとつに過ぎない。 一般の「剣道」において「突き技」は、極めて危険性の高い技であり、身体の成長期にある小中学生には安全上の理由から禁じられている。超マイナーな競技?であり、深刻な事故の可能性を秘めているエセ武道を中学生の […]

歯が抜けるのは「老化」? がん免疫療法は「FAKE」?

歯科治療&がん免疫療法のタブーについて、高城剛さんと私が対談した「高城未来ラジオ」。 今日から番組の前編が、iTunesで無料配信となっている。 なぜ、日本人は年をとると歯を失い、入れ歯になっていくのか? なぜ、効果が立証されていない免疫療法が、堂々と行われているのか? 歯科医や医師は、その理由を知っているが、強大な権力に潰されてしまうことを恐れて沈黙している。その結果、本当の […]

バリウム検査は救える命を見捨てている

去年から公的な胃がん検診として内視鏡検査の導入が始まったが、大半の自治体はバリウム検査のままだ。全国に先駆けて内視鏡検査を導入した新潟市では、バリウム検査よりも3倍も早期胃がんの発見率が高いと判明した。 「胃がんの99%がピロリ菌由来」であることは、消化器を専門とする医師たちの中で共通認識となっている。バリウム検査は、医師たちがレントゲン画像を読影して、胃がんの疑いがあるケース […]

「高城未来ラジオ」収録にて

「エビデンスのない免疫療法は、欧米の医療機関で行われていないのに、なぜ日本で免疫療法が広がっているのでしょうか」 9日午後、マルチクリエーターの高城剛さんがパーソナリティを務める、「高城未来ラジオ」の収録に、ゲストとして呼んでいただいた。冒頭の疑問符は、歯科治療や胃がん検診の話から、がん治療にテーマが移った時、高城さんから投げかけられたもの。海外の医療事情に関心が高く、ゲノムの […]